新寺墓地 永代供養墓
「八角堂」

総ひのき造り

八角堂利用価格は1霊につき40万円(税込)です。
墓じまい等で複数霊の場合は、上限200万円(税込)です。年間管理料はありません。
埋葬方法は合祀(ごうし)です。

故人の永代供養のために建立した八角形のお堂で、地蔵菩薩立像を祀っています。魂の入った本位牌とご遺骨を、永代にわたり供養いたします。

仏教では、八(はち)にはとても深い意味があります。

お釈迦様が亡くなり、茶毘に付したのち、遺骨(佛舎利)は八分され八方に送られ、祀られました。
佛舎利は舎利塔に納められ、信仰の対象になりました。
初期の舎利塔はどこからでも拝めるように円形でしたが、木造になるにつれ、円形に近い八角塔に変わって行ったといいます。
鎮魂の堂の役割をもちます。

八角堂の中心には地蔵菩薩をお祀りします。
「地蔵」とは本来「大地」「胎内」「蔵」を意味します。
右手に錫杖、左手には福德を表す宝珠を持ち、人々の救済にあたられました。
私たち人間の世界は、大地と天との間にあります。
大地(地蔵菩薩)から天に向けて想いを届けるべく、この地蔵菩薩を囲んでお位牌を安置致します。

八角形は、その形をつないでいくと、ひじょうに円に近い形とされる縁起の良い形でもあります。

仏壇の仏花・お灯明(ロウソク)など、左右対称のものを円の代わりとし、輪廻・輪廻転生を表すとも言われています。

そのため、この八角の円堂は故人の菩提(死後の冥福)を弔(とむら)うための建築物として8世紀以降にみられるようになりました。

しかし、八角堂は特殊な形状と趣をもった空間であり、高い技術力を持つ宮大工でなければ建築が困難であると言われる程のお堂であります。

八角堂の代表例・・・法隆寺(ほうりゅうじ)

新寺墓地 永代供養墓「八角堂」
建築者:社寺工舎 宮大工棟梁 菊池恭二さま
全国各地の寺社建築の建立や文化財建造物の保存修理に携わっています。
令和の天皇陛下の即位式を取り行った大嘗宮(だいじょうきゅう)を建築した宮内庁御用達の宮大工です。